量子ソフトウェア研究拠点 博士後期課程支援プログラム【QMeGaプログラム】募集
量子ソフトウェア研究拠点 博士後期課程支援プログラム
【QMeGa(キュー・メガ)プログラム】
(量子(Q)ソフトウェア研究拠点が研究をめ(Me)っちゃが(Ga)んばる人を支援するプログラム)
量子ソフトウェア研究拠点では、量子人材育成の一貫として、博士後期課程に進学を希望する学生を支援するプログラムを以下のように提供いたします。量子ソフトウェアに関連する分野で博士課程進学を検討している学生さんは奮ってご応募ください。
■対象■
2022年度博士後期課程進学希望者、若干名
- 現修士2年生で2022年3月に修了見込みの方、修士を修了した社会人などさまざまなバックグラウンドの方から博士後期課程の学生を募集します。
- まだ確定はしておりませんが、来年度も2023年度の博士後期課程進学希望者を募集します。
■支援内容■
書類選考、課題提出、面接選考にて採択者を決定します。
採択された方には博士課程在籍期間は特任研究員Sとして雇用し、年間約300万円~を支給いたします(これは採択者の支給最低額であり、採択決定者の能力に応じて支給額を決定します)。また、年間100万円の研究費も支給いたします。
■募集分野■
分野 | 拠点における担当者 |
【分野1】 量子コンピュータと機械学習の融合領域、金融工学など広い意味での数理データ科学分野への量子コンピュータの応用 |
御手洗・宮本・藤井 |
【分野2】 量子生命科学・材料科学・分子科学・物性科学など広い意味での物質科学への量子コンピュータの応用 |
水上・上田・藤井 |
【分野3】 量子コンパイラ技術、量子コンピュータのノイズ緩和技術、量子誤り訂正および誤り耐性量子コンピュータ |
箱嶋・藤井 |
【分野4】 古典クラウド技術と量子コンピューティングの連携・融合技術 |
猿渡・桝本・藤井・根来 |
【分野5】 量子コンピュータアーキテクチャ(マイクロアーキテクチャ・命令セットアーキテクチャ)・ミドルウェア・制御装置システム |
三好・根来・藤井 |
【分野6】 超伝導を用いた量子コンピュータハードウェア |
小川・根来・藤井 |
【分野7】 イオンを用いた量子コンピュータ・量子シミュレータ |
豊田・藤井 |
■受け入れ体制■
量子ソフトウェア研究拠点に参画するPI研究者が所属する研究科において博士後期課程の学生として受け入れます。(採択が決定した場合には別途、各研究科の博士後期課程への出願および入学試験を受けていただく必要があります)
■応募方法■
応募書類一式を締め切りまでに qmega@qiqb.osaka-u.ac.jp までメールにてご送付ください。
その際、件名を「量子ソフト拠点博士支援プログラム(氏名)」として送付ください。
(1)[履歴書](任意フォーマット)
(2)[研究概要および志望動機]
現在(もしくは過去)の修士課程における研究の概要および志望動機(A4二枚まで)
(3)[経験・実績および研究の抱負]
【分野1,2,3を希望する方】
量子情報、量子コンピュータに関する基礎知識およびそれと関連する分野やプログラミングスキル(競技プログラミング経験、c/c++やpythonなどのプログラミング言語に関する経験、機械学習、計算物質科学、量子コンピューティングに関するプログラミング経験など)に関する記述やその他アピールポイント、博士後期課程において取り組みたい研究内容(A4一枚まで)
【分野4,5,6,7を希望する方】
量子情報、量子コンピュータに関する基礎知識およびそれと関連する分野やプログラミングスキル(競技プログラミング経験、c/c++やpythonなどのプログラミング言語に関する経験、機械学習、量子コンピューティングに関するプログラミング経験、QuTipなど量子物理系数値シミュレーションスキル、FPGA開発、組み込みプログラミング、実験データ処理など)や量子コンピュータ実験装置開発能力、実験自動化・リモート化プログラミングスキルに関する記述やその他アピールポイント、博士後期課程において取り組みたい研究内容(A4一枚まで)
(4)[その他]
(i)業績一覧(論文や学会発表経験があれば記載)
(ii)現所属・指導教員
(iii)希望する分野(【分野1,2,3,4,5,6,7】より選択)
■応募期間■
2021年8月6日(金)~9月24日(金) 10月29日(金)17:00締切
※応募締切を延長しました(2021.9.27更新)
■選考方法■
書類選考および面接選考に基づいて以下のように選考いたします。
【分野1,2,3を希望者】
・書類選考通過者には別途課題を提示いたします。
・与えられた期間にその課題に取り組んでいただき、そのソースコードおよび実行結果、その説明をjupyter notebookなど指定する方法で提出いただきます。
・課題提出後、課題とその結果・考察についてプレゼン資料を用いて口頭発表をしていただきます。
・提出された課題および口頭発表の評価から、採択者を決定いたします。
【分野4,5,6,7を希望者】
・書類選考通過者には面接選考を行います。
・面接の際に、応募書類(3) [経験・実績および研究の抱負]の内容についてスライド(プレゼンテーションソフト)を用いて口頭発表をしていただき、その内容及びそれ以外の点(応募書類(2)[研究概要および志望動機]など)について質疑応答を行います。
・書類選考および面接選考の評価から、採択者を決定いたします。
■採択決定までの流れ■
- 書類選考結果通知:9月末~10月上旬を予定
- 10月上旬に課題等面接選考の指示を連絡
- 10月下旬課題提出および面接選考実施
- 11月上旬採択者決定
■お問い合わせ■
問い合わせの際は、件名に「量子ソフト拠点博士支援プログラム(氏名):問い合わせ」と明記してください。
qmega(—AT—)qiqb.osaka-u.ac.jp
※(—AT—)を@に置き換えてください。