About Us
量子情報は量子物理学と情報科学・計算機科学との学際融合領域として発展し、量子暗号、量子コンピュータ、量子シミュレータなど、古典物理学に基づく現在の情報通信・情報処理技術を凌駕する量子技術を生み出しつつあります。
また、渡り鳥のコンパスや光合成など生命でも量子現象が発見され、量子情報と生命科学の学際融合領域として量子生命科学が誕生しました。
量子情報で生まれた「量子もつれ」などの新概念は、ブラックホールからミクロな量子多体系、生命までを繋ぐ共通言語として、学術のさらなる融合・深化の触媒として期待されます。
量子情報・量子生命研究センターは、量子コンピューティング、量子情報融合、量子情報デバイス、量子通信・セキュリティ、量子計測・センシング、量子生命科学の6つの研究グループから構成され、それぞれの分野の研究を発展させるとともに、これらの分野間および他の学問分野との学際融合研究を推進します。
また、国際的な量子イノベーション拠点として、海外の研究拠点との交流を推進するとともに、人材育成から社会実装まで担います。
2018年7月1日 先導的学際研究機構 量子情報・量子生命研究部門 設置
2020年3月1日 先導的学際研究機構 量子情報・量子生命研究センター に発展的改組
2021年4月1日 世界最先端研究機構 量子情報・量子生命研究センター に発展的改組
<大阪大学 世界最先端研究機構 量子情報・量子生命研究センターの表記についてお知らせ>
組織としては世界最先端研究機構に属しますが、当センターは独立した部局であり、
部局名は「量子情報・量子生命研究センター」です。
(日本語)
大阪大学 量子情報・量子生命研究センター
(英語)
Center for Quantum Information and Quantum Biology, Osaka University
また、略称は日英とも「QIQB」としています。
論文、学会、Web等には
「大阪大学 量子情報・量子生命研究センター」 とご記載ください。